2010年12月10日金曜日

MOMOTARO JEANS 銅丹レーベル G003-MB Vol.3

MOMOTARO JEANS 銅丹レーベル G003-MB

穿き始めてからおよそ2ヶ月。
穿き心地が良いということを実感した日々でした。
まずは全体像をどうぞ♪


















































まだまだ目に見える変化はありませんが
ヒゲのつき方等、「こんな感じで入るのかな~」
というのが分かり始める段階です。

続いて細部をどーぞ!





























厚すぎず、薄すぎずな印象を与える14.7オンス。
しなやかでありつつそれなりに穿きぐせもつく。
鮮やかな青色との相性は抜群な生地かもしれません。

その一方で防縮加工がされているのが色々な意味でミソ。

裾のアタリはかろうじて出てきそうですが
いわゆるネジレは全くありませんし、ミミのアタリも期待できません。
バックヨーク裏に当て布があることも影響していると思いますが
ヨークのパッカリングもほとんど出ません。

青々とした色合い、しなやかな穿き心地、14.7オンス。
出そうにないパッカリング、個性的な付属パーツ。

ミミのアタリやパッカリングの表情が好きな僕は
これらの要素をどうとらえるか、そしてどう結論付けるのか。
それによって目指す色落ちや雰囲気、穿き方が変わってきそうです。
 
「レプリカジーンズとは考えない」それゆえ「色落ちは気にしすぎない」
というスタンスが近いといえば近いのですが…。
まだ結論を出すことができず、探り探り穿いているというのが現状です。

2010年12月7日火曜日

Yes, I love Dr.Pepper!!

嫌いだったり、良い印象を持っていなかったのに
時間が経つと好きになってしまうモノが時々出てきます。

ドクターペッパーはまさにそれ。
初めて飲んだのは小学生の時。
当時の印象は「変な飲み物だ…」という酷いもの。

どぎつい色合いのパッケージに「Dr.Pepper」という音の響き。
コンビニやスーパーで手に入ることはなく、自販機にしか置いてない。
それも人通りの少ない、ちょっとさびれた場所に置いてある自販機。
一口飲むと広がるのは薬のような、何とも言えない人工的な味わい。
どうも好きにはなれなかったんですよね。

でも旅行でアメリカに行きテンションが上がっていた僕は
「アメリカといえば、ドクターペッパーでしょ!」みたいなノリで
数年ぶりに飲みました。(僕って単純です)
あちらではごく普通に売っているのも手に取ろうと思った要因でした。

そしてその時の衝撃。
「あれ、思っていたのと全然違う。普通に飲める。いや、むしろこれって…」
それから続く僕とドクターペッパーとの不思議な関係。

常に飲みたい、という欲求はないけれど時々猛烈に恋しくなる。
いつ高まるのかわからないドクターペッパーへの想い…。

というわけで今回はコーヒーではなく、ドクターペッパーを片手に執筆。
一通り書いてみて思ったこと。

細くも長い付き合いになりそうです。

2010年11月23日火曜日

図鑑大好き少年の宝物

先日の投稿に続きこちらの本について。

























90年代に沸き起こったヴィンテージブーム、レプリカブーム。
それを経験していない僕が初めて手にしたジーンズに関する本。
ページをめくるごとにそこに新たな世界が広がっているようで
それこそ擦り切れたらセロテープで補強して何度も何度も読み返しました。

3大メーカーであるリーバイス、リー、ラングラーの歴史。
労働着からファッションへ受容されてきた過程とそれに伴うディテールの変遷。
時代、メーカーによる色落ちの相違。
レプリカジーンズの存在と色落ちetc...

この本から学んだことは計りしれません。

本来ならば実物に触れて、実際に穿いてみて、色々な人から話を聞く中で
ジーンズとの距離が縮まって熱中するようになったという形が
自然で理想的であるとは思うのですが
僕の中でジーンズの存在が大きくなり熱中するようになったきっかけはこの本。

そういえば初めて下北沢に足を運んだのもこの本に載っていた
古着屋さんに行くことが目当て。
数百本ものジーンズがあるってどんなだろう、という気持ち
を抑えきれなくなったんだっけ。

「興味を持ったらとりあえずやってみる」という
精神もこの時に芽生えたのかもしれません。

ジーンズに熱中するだけでなく、僕の行動指針形成にも
一役かっている可能性がある。

本ってやっぱり偉大ですね。

2010年11月21日日曜日

見据えるは数年先…




















シンプルなダークブラウンのドレスシューズ。

よくよく見るとアッパーやコバに細かい傷が付いていて
「とびっきりのべっぴんさん」とは言えないかもしれません。

でもこの靴には強い思い入れがあるわけでして。
手元にくるまでにあった様々な出来事。
それらを思い返すといつの間にか緩んでしまっている僕の頬。

…もちろんここまでは序章にすぎません。
履きこめば履きこむだけ、手入れをすればするだけ
自分の色が出てくるといわれるドレスシューズ。

これからが本当のお付き合い。
どんな風に育つのか楽しみ半分、怖さ半分。

30歳の誕生日にいくらか育ったこの靴を眺めて
「色々あったけれど、僕も少しは大人になったよ」と感慨深くなっていたりして。

2010年11月15日月曜日

こいつが僕をジーンズの世界へ引き込んだ!!

「熱中するようになったきっかけってなんだっけ?」という問い。

興味を持ったきっかけとか、やり始めたきっかけではなくて
「熱中するようになった」きっかけであるところがポイント。

好きな理由とか、どれだけ好きか、ということを考えるよりも
意外な一面が浮き出てきたりして驚いたり、懐かしんだり。

「あっ、そうだ、そうだった。あのときはそんなこと考えてたんだ…」
という具合に自分を再発見する。

僕の場合、ジーンズに興味を持ったきっかけは友達のお兄さん。
近所でお洒落と評判の人で彼がジーンズを穿いている姿を見て
「カッコいい…大人だ…」と小学生ながらに感じたものです。

さっそく親に「ジーパン欲しい!!」とおねだりして
僕のジーンズライフが始まりました。
でも、このときは「好き」というくらい。熱中とはまた違う。

じゃあ、熱中したのはいつからだろう?
記憶の糸を探り、辿り、吟味してみる。
いくつか思い当たる「ジーンズに熱中するようになったきっかけ」と思われる事柄。

エドウィンの503を手に入れて毎日のように穿いたこと?
リーバイスの501を穿いたままシャワーを浴びて縮ませたこと?
ウエアハウスの1000(1000XX)を自分で色落ちさせたこと?

言われればどれも確かに当たっている気もするけれど、ドンピシャではない。
感じるか感じないかの瀬戸際ともいえる違和感。
えっと、他に熱中するきっかけとなりうる要素は……

そうやって思い返していくうちに一つの答えにたどり着きました。
僕がジーンズに熱中するようになったのはこの本との出会いからでした。

 
大好きな表紙


2010年11月11日木曜日

初めての一人蕎麦屋

ラーメン、パスタ、うどん、つけ麺。
「麺」類には目がない僕ですが「蕎麦」には執着がありません。

「嫌い」とか「食べたくない」というわけではないのですが
外食で「蕎麦」という選択肢はありませんでした。

「本当においしい蕎麦を食べたことがないなんて可哀そう…」
と言われることも…。

そんな僕ですが気になる蕎麦屋が見つかり、ついに行ってきました。
一人蕎麦屋デビューです。

記念すべきそのお店は「角萬」

角萬竜泉店




















常連さんが多いこのお店。
のれんをくぐり、ほとんどの人がメニューを見ずに一言。
「ヒヤダイ」と。

そう、このお店には看板メニューがあるのです。
冷やし肉南ばんそば、通称「冷や肉」。
そしてこれはプラス50円で大盛りにできるのですが
それが「冷や大」というわけです。

初めてだったこともあり、常連さんのように粋に「冷や大お願い!」
なんて頼めるはずもありません。
おろおろしながら席に着き、一息ついてから「ひ、ひ、冷や…大…お願いします。」

そして出てきたのがこちら
ボリューム満点の盛り付け 1000円




















蕎麦のイメージを覆すこの姿。
だからこそ行ってみよう、食べてみよう、と思ったのですが
極太の蕎麦はまさに「噛んで食べる」という感覚。
しかし、そこはやはり蕎麦。
ギトギトした感じは一切なく、サッパリしていると感じました。

今まで食べてきた「大盛り系」は二郎にせよ、スタ丼にせよ
かなりこってりしたものが多かったのでサッパリした大盛りは新鮮。

角萬を食べて「正統派の蕎麦はどんなんだろ」という興味がムクムク。
これをきっかけに外食時に蕎麦という選択肢が加わるかもしれません。

2010年11月8日月曜日

時間をかけて読みたいです。

昭和が生みだした文豪、三島由紀夫。
彼の代表作である『金閣寺』を読み始めました。



電車の中やちょっとした空き時間に読んでいるのですが、
本当は雨の日に部屋にこもって1ページ1ページじっくり読み進めたい。
そんな印象の本。

読んだのはまださわり程度ですが
その世界観にずいずい引き込まれています。

たとえいったん読書から離れても
再び読み始めるとすっと中に入り込める。

前に三島由紀夫の他の作品を読んだ時には
得られなかった感覚です。

『金閣寺』の効果なのか、僕自身の変化によるのかは分かりませんが
この際に三島由紀夫が創り上げた世界に浸ってみようと思います。

2010年11月4日木曜日

稲妻フェスティバル2010に参加してきました

アメカジ好きにはお馴染みの雑誌、ライトニング。
そんなライトニングが年に一度開催するのが「稲妻フェスティバル」

日本の大御所アメカジブランドがお値打ち価格で
サンプルやらB品やら型落ち品を放出!!
全国から有名ショップも自慢の商品を掲げて参戦!!
公道を走れるハーレーの試乗会!!(僕は免許を持ってないので関係ないですが…)
そして会場にはおいしい食べ物が!!!

行けば最後、日常から解き放たれて物欲が刺激されてしまうこと
間違いなしという危険で楽しいイベントなのです。

イベントの存在自体は以前から知っていましが
なかなか参加できずにいました。

しかし今年ついに参加してきました。

感想はとにかく人が多い!!
そしてそれ以上に商品も多い!!
「年々、人が増えてるよ…」とどこからともなく聞こえる声。

それは間違いないでしょう。
だって一度行ったらまた行ってみよう、という気になりますから。

カスタムされたフライトジャケットを着た人やスカジャンを着た人
そして良い色落ちをしたジーンズを穿いている人。
あれだけの人数が集まるとそれはもう、ものすごい光景。
(すいません、写真は全くとってないんです…)
その光景を見ているだけでなかなか楽しめました。

買う買わないに関わらず、見ているだけでも楽しんでいた僕ですが
そこはやはり年に一度のフェスティバル。
もちろん醍醐味である買い物も楽しみました。

「あれ、良いな、これも安いし…」という誘惑を振り切り
本当に気に入ったモノを厳選。
今になって「あれも買っとけばよかった…か?」
と思うモノも実はあるのですが、初参加にしては御の字でしょう。

存分に楽しめた稲妻フェスティバル2010。
都合がつけば来年も行ってみたいですね。

2010年10月31日日曜日

RED WING LINEMANBOOTS 2906 その後 Vol.2

洗濯を済ませたレッドウイング2906。
ここからどうするのか。
やりたいことは決まっていました。

「染める」
お色直しというやつです。

といっても、僕は染めに関して全くの素人。
そこで心強い仲間を迎え入れることにしました。

染めQ





















革やら木材やら更にはプラスチックまで。
これ一本で色々染めることができるすごいヤツ。
独自のテクノロジーにより素材の奥まで染色粒子が浸透するため
塗料が剥がれないとのこと。

染めたい部分の汚れや油分を取り除いた状態での使用が望ましいので
そのための「ブーツ水洗い作戦」だった、というわけです。

数多くある染めQの中から色は無難に黒をチョイス。
2906のダークブラウンもかなり気に入っているので
マスキングテープを駆使してコンビカラーに挑戦しました。

マスキングテープをはって準備完了。




















「何回かに分けてスプレーした方が綺麗に仕上がる」という
ミニ四駆で身に付けた知識をここで実践します。
人生何が役立つかわからないものです。

少し黒くなってきました。




















この調子で少しずつ色を濃くしていき、色ムラを抑えたり
細かい部分を重点的にスプレーする等して理想に近づけます。

そして完成したのがこちら。





















染め直す前はこちら。




















染める前の状態をミルクチョコに喩えるならば、染めた後はビターチョコ。
コンビカラーの方が落ちつきがあって艶っぽい大人な印象。

ヒールカウンターのみ黒に変更。



















目立ちにくくなったトゥの傷




















貫禄あるツラ




















ただ、白いクレープソールが少し浮いているような気も…。
「酸いも甘いも心得た大人」をテーマにして
ソール交換にのぞみたいと思います。

2010年10月30日土曜日

RED WING LINEMANBOOTS 2906 その後 Vol.1

こちらで紹介いたしました、レッドウイングの2906。

うだるような暑い日も雪の日も台風の日も僕の足をサポートしてくれました。
やはりその代償は大きかったようです。

履きこまれている風合いは出ているのですが
…ちょっとキタナラシイ。





















このまま履き続けるのもアリかもしれないけど
何とかしたいな、と考えていた秋の夜長。

この際「お疲れ様」と感謝の意味も込めて
まずは綺麗にしてあげよう、と。

用意したものは…

靴が入る大きさのボックス
ぬるま湯

つまりブーツをまるまる水洗いしてしまうわけです。

水洗いを行うことで革にしみ込んでいるであろう
汗や古くなった油分を取り除こう!!…という目論みです。

とはいえ本当に大丈夫かな、と不安になったのも事実。
少し躊躇しました。
でもそこはブーツ水洗いを行った方のレポートが
僕の背中を優しく押してくれました。

無造作に浸けこみます




















水は茶色くなってきたので途中で入れ替えを行いました。
浸けこんでいたのは時間にして4時間ほど。

その後、新聞紙を丸めて靴の中に入れて陰干し。
気温も高くなく、天候もイマイチでしたが結果として
じっくり乾燥させることができました。



水洗いを行ってみて一番感じたことは、革の質感がサッパリしたということ。
もともとオイルがたっぷりしみ込まされた革なので
その変化が顕著なのかもしれません。

履き心地に関してはっきりとはわかりませんが、問題ないはず…。
おそらく大丈夫です。

…実はこれ、まだまだ準備段階。
ここからさらに手を加えていきます。
詳細は「RED WING LINEMANBOOTS 2906 その後 Vol.2」で。

2010年10月24日日曜日

SGF T016 SADDLE RIDERS JKT Vol.1

身に纏うことで気持ちが高まって
思わず姿勢がしゃんとなる。

そんな力を持つ洋服がある。そう、確かにある。
SGF T016 Saddle riders JKT
僕にとってこのJKTがまさにそんな存在です。

  
襟を立てた状態で撮影

 









タイトなシルエットに、シンプルなデザイン。
じっくり観察すると各所に様々なコダワリが発見できます。



アクセントで入る赤







製造年月日とSGF、GAIOの刻印が入ったパッチ。
 




















一見してわかるような奇抜なデザインには決して頼らない。
デニムが持つ魅力を最大限に活かすべく、
無駄を削ぎ落とし排除していくことで生まれたシルエット。

まさに徒手空拳。
にもかかわらず、いや、だからこその存在感。


15オンスのゴリゴリした生地はお世辞にも着やすいとは言えません。
「着こなせるものなら、着こなしてみろ」とJKT。
「着こなしてみせるさ」と僕。

このようなやりとりがJKTを手にした瞬間に
交わされたとか、交わされなかったとか。

でも今の僕がこのJKTを着こなせているかというと
正直、答えはNO。
JKTが放つ存在感にのまれてしまっています。


分かってるんです、時期尚早だということは。

でも、いつかは…。
いつか、必ず。

3年、5年、もしかしたら10年かかるかもしれない。
JKTの存在感に負けないようになりたい。
着こなして、さらには着倒したい。

服に挑む。

今はそういう想いを持って着ています。
だから着ると気持ちが高まるのも当然といえば当然。

「このJKTに負けない男になる」
ひとつ、目標ができました。

2010年10月23日土曜日

RED WING LINEMANBOOTS 2906

レッドウィングのラインマンブーツ、2906です。

















購入したのは今からちょうど2年前。
期間は短いものの季節・天候を問わずガシガシ履いていたので
革もやれてきて傷がいたるところについてます。


 















色々な場所にこれを履いていきましたし、日常でもヘビロテ。
こんなにも酷使した靴は学生時代の上履き以来ではないか
と思えるほどです。

柔らかい履き心地の半面、傷みやすいクレープソール。
ここまでくると雨の日はつるつる滑って危険です。


歩き方のクセが読み取れてしまう擦り切れたソール
















これだけ履くと、自分の足に馴染んでいて愛着があるのは言うまでもありません。
靴だけを見ると革の薄さや風合い等、気にかかる部分もあるのですが、
「あばたもえくぼ」というやつでして。

「これはこれで良い!良いんだ!!」と。

とはいえこのソールではだましだまし履くのも、もう限界。
どんなソールに交換しようか妄想にふけってます。

2010年10月22日金曜日

I want shoes,I need shoes.

僕が初めて意識して買った革靴。
それはレッドウィングの黒セッターでした。
手にしたときはただただ嬉しくて、履いては一人でにやにや、
ミンクオイルを塗り込んでは悦に入っていたものです。

それから幾年か経ち、靴が好きだと確信した今日この頃。

レッドウィングを履いて革靴を好むようになった先輩方が
皆経験したであろう問題にぶち当たっています。

ズバリ、「次にどこを攻めるのか。」

ある程度値段が張ってしまうのが革靴。
末永く付き合っていきたいものです。

サイズはもちろんのこと、靴の持つ雰囲気というか空気感というか、
デザインや革質といった部分だけでは語ることのできない点が
意外に重要。

気に入って買ったはず。サイズも申し分なし。
でも…
だけど…

履くことがない…

そういう事態は避けたいところ。

見て愛でるのも好きですが、やはり靴はギア。
履いて、履き込んで、頼れる相棒となってなんぼのものでしょう。

ジーンズに合わせることを前提としても
ハードに履くのか、綺麗目に履くのか、ゆるい感じで履くのか。

どのように履きたいかである程度ブランドなりモデルなりが
絞ることができると思うので時間をかけてじっくり吟味しようと思います。

それに「あーでもない、こーでもない」と
言ってる時間が一番好きだったりもするんです。
思いがけない出会いや発見、思考の発展があったりするので。

円高のうちに買いたいと焦る気持ちを抑えて
どれだけ冷静になれるかもポイントかもしれません。

2010年10月18日月曜日

暑い夏のお供に。DUBBLEWORKS 309XX

記録的猛暑だった2010年の夏。
ジーンズ好きの方には辛いシーズンだったのではないでしょうか。
じりじりと身を焦がす日光、室内に入ると効きすぎている冷房。
洋服も肌にべたつき不快指数は相当なもの。

そんな夏を性懲りもなく僕はジーンズを穿いて過ごしました。
それが可能だったのにはある訳があるのですが…

まずは全体の画像から!!










































細かいところもいくつかどうぞ!

















耳とスソのあたり。
















時間の流れを感じさせるフロントボタン。
















かなり青く全体的に色落ちしています。
夏っぽいジーンズと思うのは僕だけでしょうか?


さて、暑ぅぅぅい夏をジーンズで過ごせた理由。
それは僕の穿き込み方が少し変則的だったからです。

実はこのジーンズだけを穿いていたわけではなくて、
他にも穿いていました。

一本穿きだと暑さでテンションが保てそうになかったのと、
そもそもこのジーンズは買ってからずっと「サブ」という感じだったので。

そして、画像をみてお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが…

とにかく洗いました!!!

水洗いだけではなく、洗剤も入れてガンガン洗う。
ときには乾燥機にぶち込んで一気に乾燥。
ダウニー等の柔軟剤も使ったりしてました。

汗をかいたらすぐに洗っちゃえばいい。
開き直ると意外と楽になるものです。

結果、「いつでも洗えるジーンズ」と認識したことで
この夏は一番穿くことになりました。

もう僕の中では夏には欠かせない存在となった
ダブルワークス309XX。
来年の夏もよろしく頼む!!

(奇しくも愛着がかなり湧いているので夏以外もこっそり穿いてるかもしれません。)

2010年10月12日火曜日

MOMOTARO JEANS 銅丹レーベルG003-MB Vol.2

MOMOTARO JEANS 銅丹レーベル G003-MB

今回は細部を取り上げます。
様々なところに桃を意識したオリジナリティーが発揮されていて、遊び心が満載。












各ブランドの特徴がでやすいバック。
右のバックポケットにのみ入るステッチは桃をイメージしたそう。












極厚の革パッチには桃太郎がデザインされてます。
四隅を金具で固定しているのも他のレプリカジーンズには見られない特徴。


穿いた時には見えない部分にも遊び心。










ポケットスレキは藍染め。
桃太郎と鬼のイラストもついてマス。











ヨーク裏には当て布が。
本藍で染められているらしく、今後どうなるのか個人的に楽しみな部分。











セルビッジはピンクの2本線。
インシームのステッチもピンク。


このジーンズは穿き心地がとても良いので、イージーに穿いていきたいな、と。
ヒゲやハチノスとかは狙いすぎずにあくまで自然体で。

じっくり、のんびり穿いていこうと思ってます。
変化が現れたらレポします。

2010年10月11日月曜日

浅草訪問~いざ、アミューズミュージアムへ~

先日、浅草に行ってきました。

浅草を訪れた目的。
それはアミューズミュージアムで開かれている
『藍きもの~美しいはたらき着~展』















一般の人たちが着ていた「はたらき着」が多く展示されています。















はたらき着といっても、もともとは晴れ着として
作ったものが使い古していくうちにはたらき着となった
物も多いという。
この見事な刺子も職人ではない一般の女性が農作業などを終えた夜中に
一針一針縫いあげた。












長い年月の中で藍染めを繰り返したため
色味は深くなり、刺繍部分も藍色に染まっている。
若いうちは藍と刺繍の白のコントラストが効いたものを、
年をとるにつれて染め直し、模様を抑えたものを着るのが一般的だったらしい。

藍染めを施したのは布の耐久性を高めるため。刺子による刺繍は
お洒落のためでもあり、麻の荒い織り目を埋めることで保温性を高めるため。

一つ一つに意味があって、どんな想いでこれらの洋服は作られたのか、
そして着続けられたのか。想いを馳せると愛おしい気持ちが湧いてきました。


また、アミューズミュージアムでは在野の民俗学者、田中忠三郎氏の
コレクションである「BORO」も常時展示されており、実際に手に触れることもできます。
布を再生して、継ぎ足して、当て布をして。
そうやって2代、3代と受け継がれてきたぼろ、と呼ばれる衣服や布地。
いまや「ぼろ」は「BORO」として世界のデザイナーや美術家達からも注目される
日本の文化。

数々の「BORO」











200年近く昔の手織機。裂き織りを行う











洋服が好きな人も、アートが好きな人も、そしてジーンズが好きな人も。
あらゆる人が楽しめると思います。
浅草に足を運んだ時は訪れてみてはいかがでしょうか。

アミューズミュージアムHP
http://www.amusemuseum.com/

2010年10月10日日曜日

MOMOTARO JEANS 銅丹レーベルG003-MB Vol.1

MOMOTARO JEANS 銅丹レーベルG003-MB


桃太郎ジーンズです。
初回のレポートとしてまずは全体の図をば!!







































桃太郎ジーンズを知った当初、印象はあまり良くなくて
岡山発をブランド化するにしても「桃太郎」はいかがなものか。
そう感じたのを覚えています。

僕の好きなフルカウントの生地を手がけている
生地屋・コレクトの関連会社である藍布屋のプロデュースということを知っても
「へぇ~、そうなんだ…」という具合。

その後も付属のパーツやバックポケットのペンキなどから抱いてしまった
「珍味」という印象があまりにも強く、欲しい!と思うには至りませんでした。


しかし、実物を見て印象が変わります。
桃太郎ジーンズではいくつもレーベルが設けられていて
それぞれ生地や、コンセプトが異なるのですが、
その中で僕のアンテナが反応したのは「銅丹レーベル」

昔の日本産ジーンズが持っていた青を目指したという生地は
青味が他のレプリカジーンズより強いのが印象的。
ジンバブエコットンを使用し、防縮加工がなされた生地の触感は極めてなめらか。
その青味と相まって14.7オンスの厚みを感じさせません。

そして銅丹レーベルでは右のバックポケットにのみ
桃をイメージした独特なステッチが入ります。

細部はオリジナリティーを前面に出してますし、
防縮加工がなされている点からしても、
生デニムが圧倒的多数を占めるレプリカジーンズのくくりで考えると
「珍味」であることは間違いありません。

でも、その珍味具合が思っていたよりもいやらしくない。

実物を見てから何となく気にはかけていた
桃太郎ジーンズ・銅丹レーベル。

地元の古着屋のジーンズコーナーを見ていたところ
このジーンズを発見。
試着してみたらホールド感があって良い感じ。
穿き心地の良さに加えて細すぎず太すぎずのシルエットが気に入ったのと
お手ごろな値段だったというのもあり購入しました。

このジーンズはどのような青味に変化していくのか非常に楽しみ。
次回は付属パーツなどの細かいところをレポする予定。

(購入後に知ったことですが、このG003-MBという品番は
 銅丹レーベルで展開される3タイプの中で一番太目とのこと。
 普段より1サイズ下の28インチなので若干細身に感じるのかもしれません。)


2010年10月8日金曜日

「スラムダンクで誰が好き?」

好きなキャラについて語り合うことが好き。

同じ文章を読んでも人によって受け取り方が異なるように、
好きなキャラにも違いが出る。
たとえ同じキャラが好きでも好きな理由が異なったりする。

好きなキャラ、好きな理由を通してその人の人となり、
大袈裟にいえば人生観や美学といったものが
見え隠れするのも面白い。

そして、このテーマにスラムダンクは相応しい漫画だと思う。
というのは読んだことのある人が多いし、
何より魅力的なキャラが敵味方関わらず多いから。

桜木や流川をはじめとした湘北メンバーはモチロンだし
陵南のキャプテン魚住に天才・仙道。
翔陽の藤真や海南の牧もいい味を出してるし
絶対王者・山王工業の面々も個性的。
そして重要な局面で存在感を示す安西監督ら名脇役達。

活き活きと躍動する姿に彼らが残した名言や名シーン。
それらを肴にして語り合ったりするとあっという間に時間が過ぎてしまう。
そんな経験をした人もきっと多いはず。

さて、タイトルにもした問い。
「スラムダンクで誰が好き?」

それは…湘北・三井寿と桜木軍団・水戸洋平。
理由や彼らに対する思い入れはまた次の機会、ということで。

2010年10月5日火曜日

円高還元

円高です。今や1ドル100円を超えていたのがウソのようです。

日本経済としてはなかなか大変ですが、
一消費者からすると、この機会に海外旅行行ってしまおうか、
旅行は無理でも、何か買い物をしてしまおうか、
とワクワク要素も多くあるものです。

そんな中、無印良品では円高還元セールとして全商品10%オフ
になってます。

文房具を買うことが多い無印ですが、
洋服もちょいちょい見ています。

そんな中、目に留まったのはこれ。



長袖のインナー。
説明によると綿80%、キュプラ20%。そして綿には落ち綿を使用しているとのこと。
落ち綿のためかどうかは分かりませんが、ネップ感は確かにあります。
その風合いと今期から展開されたXSのサイズ感が良かったので
購入に至りました。

薄手だしチープ感は否めませんが、そのチープ感が
魅力になっているのもまた事実。

チープなものをチープに着倒す。

この秋は出番が多くなりそうな予感。

2010年10月4日月曜日

ブログ、始めてみました。

はじめましてgaioです。
タイトルにもあるようにブログ、始めてみました。
何となく「やってみよう」と思っただけなので、
どういう方向性のブログになるのか全く分かりません。
やりながら軸が見えてくればいいかな、と。

今のところ好きなジーンズや本に触れながら日常をつらつら
綴っていくことになりそうです。

どうぞよろしくお願いします。