2012年2月29日水曜日

『フェルメールからのラブレター展』

2月29日、目を覚ますと窓の外には真っ白な光景が広がっていました。
そんな中、雪にも負けずに訪れたのはフェルメールからのラブレター展。
広告を目にしてからずっと行きたいと思っていたのです。

真冬に戻ってしまったかのような肌に刺さる寒さに一瞬たじろきながらも
「平日でしかも悪天候。これなら人ごみを回避できるはず!」
と思い直し、渋谷へGO

副題に「コミュニケーション:17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ」
とあるように、作品の中で描かれているものには意味やストーリーがあるらしい。
そこで一つ一つの絵を見ながら
「この場面ではどんな会話がされているんだろう」とか
「この女性はどんな想いにふけっているんだろう」ということを想像したり。

一つ興味深かったのは今回の展示でスポットが当てられた
17世紀のオランダは当時のヨーロッパで最も識字率が高かった国だということ。
当時の手紙事情やらラブレターの例文があったりしてなかなか面白い。

もともと美術や芸術には疎い僕でしたが良い時間を過ごせました。
今年は美術館巡りをしてみようかな、なんて考えながら3月の準備をしたいと思います。

2011年7月13日水曜日

JOYKSのローファー

分厚いレザーに無骨なステッチ。
トゥについた傷さえも愛おしくみえてしまう。
そういうブーツに魅力を感じる僕ですが…。

たまにはゆる~く履くことのできる靴が欲しくなります。
そんな時に目に止まった靴がこちら。




















人生初のローファーはネイビーのスウェード。
イタリアメイドではありながらトゥのぽってりした感じがポイント。
最近にわかに洋服やら小物やらでネイビーが気になっていた僕にはドンピシャでした。

ネイビー系統のコーデで合わせるか、それともここぞとばかりに足元のハズシで使うか。
なんせこのテの靴は初めてなので、どうやって履こうかワクワク。
「ゆるく、それでいてどことなく上品に」というのが一つの目標。
この夏はいろいろ試してみようと思います。

2011年4月27日水曜日

初任給プレゼント

この時期に新社会人の方々が考えるであろうこと。
「初任給で両親にプレゼントでもしようかな…」
実際、僕も考えていました。

プレゼントぐらい、なんて思っていましたがこれがなかなかどうして難しい。
せっかくプレゼントするのであれば相手には喜んでほしい。
でも一体どういうものが良いのだろう。

両親が好きそうな「モノ」にする?それとも温泉に連れていくといった「思い出」にする?
モノだったらこれからも残るもの?それとも食べ物みたいに残らないもの?
そもそも両親の好きなものってなんだっけ…。

あれこれ考えて、時には考えることを放置して。
そうこうして考えがまとまらないうちに時は経ち4月も下旬。

先日、一つの結論を出しました。
「僕が『良い!』と思ったモノをプレゼントしよう」

相手のためのプレゼントといえど、贈り手の「らしさ」が出ていた方が面白い。
じゃあ、僕らしさと言ったら何か。
それはジーンズや革小物にも通じる「よいモノを永く永く使っていきたい」という気持ち。
それを「これからもよろしく!」といった想いと共にプレゼントに込めてみよう。
こう考えはじめたら一気に事は進み、プレゼントも決まりました。

「僕の、僕による、両親のためのプレゼント」のはずでしたが、思い入れが強くなり
「僕の、僕による、僕および両親のためのプレゼント」の様相を帯びてしまったのもご愛嬌。

プレゼントの内容には絶対の自信がありますが、どう受け入れられるのやら。


この中に僕が魅了されたものが…。

2011年3月22日火曜日

CAMCOのネルシャツ

「熱烈に好き、というわけではない。…だけど、何となく好き」
僕の中ではネルシャツがその部類に入ります。

新作を期待するわけでもなく、細部の仕様にうるさいわけでもない。
ブランドごとに比較したりすることもしないから
各ブランドの特徴を把握しているわけでもない。

洗濯も洗剤にこだわらないし、頻度も特に気にしない。
ちょっとそこまで出かける時にさらっと羽織る。
そしてそのまま部屋でも着続けてしまうというのがいつものパターン。

そうやって着てきたCAMCOのネルシャツ。
結構変化していることに気づき、びっくり。

思い返せば着始めてからはや2年。
そういえばがっしりしてた生地もこなれてきたかも…

定番中の定番、赤×黒チェック。
赤は朱色に、黒はチャコールグレーに変化しました。

肉厚の生地が魅力的。



2011年1月23日日曜日

東京×児島@三菱自動車ショールーム

「東京にコジマ出現!」

























どこか懐かしさを感じさせるこちらは
『風と海とジーンズ。』というフリーペーパーの裏表紙。
見た瞬間「これは行ってみよう」と。

会場は三菱自動車工業本社ショールーム。
初日には倉敷市・伊藤市長と三菱自動車・益子社長との対談もあり
多くの人でにぎわっていたとのこと。

僕は少し遅めに行ったので混雑もなくゆったりすることができました。
目玉はデニムカスタムが施されたパジェロ・ミニ。





















ホイールもジーンズのトップボタンのデザイン。
そしてシートカバーは本物のデニム仕様。





















ハードにがっつり色落ちさせてます。
このデニム生地の洗い・加工担当が株式会社マエノという点も
ジーンズ好きとしてはムフフなポイント。

ハギレを使ってストラップやデニムバッグを作る体験コーナーもあったので迷わず参加。
ストラップを作る際にリベットを打ち込みました。
これはなかなかできない貴重な経験。

打ち込む時はちょっと力が必要でした。

























続いてバックの生地を選んでミシンへ。
使い方を教えていただき、少し練習をしてから作成に着手。
ミシンを使ったのは小学校の家庭科以来かも…。

ひやひやしながら縫ってマス。ミシンはJUKI。





















多少縫い目がふらつきながらも何とか完成。
アイロンで貼り付けるタイプのステッカーを好みで付けてカスタム。
僕は表ではなくて裏側に貼り付けました。

作ったデニムグッズとイベントを知るきっかけとなった『風と海とジーンズ。』





















「ジーンズといえば倉敷・児島」
こういったイメージがどこまで浸透するか興味津々。

2011年1月3日月曜日

初買いしてきました

年が明けて新年。
気持ちも新たに買い物をしてきました。

セールに行くにあたって事前に決めておいたこと。

・アウター等の高額商品は控える
・割引率はあまり気にしない
・どうしても欲しかった場合に限り予算+1万円はOK

ポイントは2つ目。
セールでは「どれだけお得か」という思考に囚われやすい。
例えば3万円から1万円になっているジャケットと 
2万円から1万円になっているジャケットがあった場合。
どうしても割引率が大きい元値3万円のジャケットに目がいきがち。
しかも前者の方が有力ブランドだったりするとなおさら。

「うそ、このブランドがこんな値段!?」
「買い買い、この服は絶対お得!」

このような一連の思考はセールにおいてはよくあること。
普段なかなか手を出せないブランドを手に入れるチャンスというのも事実。

でもそうやって「お得感」を軸にセールに臨み、洋服を選んでも
本当に心から満足できるかどうかは分からない。
というのも僕の場合、洋服含めモノに対する満足は買った時に感じるものではないから。
買って、使い続けて、愛着が増していって、ふとした時に「これとは随分永い付き合いだなぁ」
なんて思った時に満足するわけで。

そんな満足感を味わえるモノを手に入れたいという気持ちで臨んだ初売りセール。
多少雰囲気にのまれた感もありますが、現段階では納得のいく成果。
「少し攻めてみる」ことができたのも僕の中では大きな収穫だと感じています。



















いつの日か納得が満足へと変わりますように。

2010年12月10日金曜日

MOMOTARO JEANS 銅丹レーベル G003-MB Vol.3

MOMOTARO JEANS 銅丹レーベル G003-MB

穿き始めてからおよそ2ヶ月。
穿き心地が良いということを実感した日々でした。
まずは全体像をどうぞ♪


















































まだまだ目に見える変化はありませんが
ヒゲのつき方等、「こんな感じで入るのかな~」
というのが分かり始める段階です。

続いて細部をどーぞ!





























厚すぎず、薄すぎずな印象を与える14.7オンス。
しなやかでありつつそれなりに穿きぐせもつく。
鮮やかな青色との相性は抜群な生地かもしれません。

その一方で防縮加工がされているのが色々な意味でミソ。

裾のアタリはかろうじて出てきそうですが
いわゆるネジレは全くありませんし、ミミのアタリも期待できません。
バックヨーク裏に当て布があることも影響していると思いますが
ヨークのパッカリングもほとんど出ません。

青々とした色合い、しなやかな穿き心地、14.7オンス。
出そうにないパッカリング、個性的な付属パーツ。

ミミのアタリやパッカリングの表情が好きな僕は
これらの要素をどうとらえるか、そしてどう結論付けるのか。
それによって目指す色落ちや雰囲気、穿き方が変わってきそうです。
 
「レプリカジーンズとは考えない」それゆえ「色落ちは気にしすぎない」
というスタンスが近いといえば近いのですが…。
まだ結論を出すことができず、探り探り穿いているというのが現状です。