興味を持ったきっかけとか、やり始めたきっかけではなくて
「熱中するようになった」きっかけであるところがポイント。
好きな理由とか、どれだけ好きか、ということを考えるよりも
意外な一面が浮き出てきたりして驚いたり、懐かしんだり。
「あっ、そうだ、そうだった。あのときはそんなこと考えてたんだ…」
という具合に自分を再発見する。
僕の場合、ジーンズに興味を持ったきっかけは友達のお兄さん。
近所でお洒落と評判の人で彼がジーンズを穿いている姿を見て
「カッコいい…大人だ…」と小学生ながらに感じたものです。
さっそく親に「ジーパン欲しい!!」とおねだりして
僕のジーンズライフが始まりました。
でも、このときは「好き」というくらい。熱中とはまた違う。
じゃあ、熱中したのはいつからだろう?
記憶の糸を探り、辿り、吟味してみる。
いくつか思い当たる「ジーンズに熱中するようになったきっかけ」と思われる事柄。
エドウィンの503を手に入れて毎日のように穿いたこと?
リーバイスの501を穿いたままシャワーを浴びて縮ませたこと?
ウエアハウスの1000(1000XX)を自分で色落ちさせたこと?
言われればどれも確かに当たっている気もするけれど、ドンピシャではない。
感じるか感じないかの瀬戸際ともいえる違和感。
えっと、他に熱中するきっかけとなりうる要素は……
そうやって思い返していくうちに一つの答えにたどり着きました。
僕がジーンズに熱中するようになったのはこの本との出会いからでした。
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