シンプルなダークブラウンのドレスシューズ。
よくよく見るとアッパーやコバに細かい傷が付いていて
「とびっきりのべっぴんさん」とは言えないかもしれません。
でもこの靴には強い思い入れがあるわけでして。
手元にくるまでにあった様々な出来事。
それらを思い返すといつの間にか緩んでしまっている僕の頬。
…もちろんここまでは序章にすぎません。
履きこめば履きこむだけ、手入れをすればするだけ
自分の色が出てくるといわれるドレスシューズ。
これからが本当のお付き合い。
どんな風に育つのか楽しみ半分、怖さ半分。
30歳の誕生日にいくらか育ったこの靴を眺めて
「色々あったけれど、僕も少しは大人になったよ」と感慨深くなっていたりして。
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