思わず姿勢がしゃんとなる。
そんな力を持つ洋服がある。そう、確かにある。
SGF T016 Saddle riders JKT
僕にとってこのJKTがまさにそんな存在です。
襟を立てた状態で撮影 |
タイトなシルエットに、シンプルなデザイン。
じっくり観察すると各所に様々なコダワリが発見できます。
アクセントで入る赤 |
製造年月日とSGF、GAIOの刻印が入ったパッチ。 |
一見してわかるような奇抜なデザインには決して頼らない。
デニムが持つ魅力を最大限に活かすべく、
無駄を削ぎ落とし排除していくことで生まれたシルエット。
まさに徒手空拳。
にもかかわらず、いや、だからこその存在感。
15オンスのゴリゴリした生地はお世辞にも着やすいとは言えません。
「着こなせるものなら、着こなしてみろ」とJKT。
「着こなしてみせるさ」と僕。
このようなやりとりがJKTを手にした瞬間に
交わされたとか、交わされなかったとか。
でも今の僕がこのJKTを着こなせているかというと
正直、答えはNO。
JKTが放つ存在感にのまれてしまっています。
分かってるんです、時期尚早だということは。
でも、いつかは…。
いつか、必ず。
3年、5年、もしかしたら10年かかるかもしれない。
JKTの存在感に負けないようになりたい。
着こなして、さらには着倒したい。
服に挑む。
今はそういう想いを持って着ています。
だから着ると気持ちが高まるのも当然といえば当然。
「このJKTに負けない男になる」
ひとつ、目標ができました。
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